シール投票の結果集


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2020/1/13 『自分で国や社会を変えられると思いますか?』 成人式130名の若者等とシール投票で対話しました

1月13日 世田谷区民会館での成人式に参加する新成人が多く通る世田谷税務署角で、シール投票を実施しました。

2枚のボードに5問ずつ、合計10問に投票してもらいました。過去2年は40人~50人の参加でしたが、3倍近い方々(130名)が投票に参加してくれた。活動には12名もの方々が参加して下さいました。(今清水)

 

下記にボード(その1)と、ボード(その2)の結果を示します。


 *********** シール投票 その1 対話と感想 *************

■『最近の国会運営、正常だと思いますか?』 (思う/思わない)

・「思う」は投票者全員のわずか、8%。それでも現役世代の男性の17%は「思う」と。

・「思わない」は88%にもなった。

・こんな質問をつくったのは、誰だ? と聞いてきた年金世代の男性も。

■『改憲は国民の声だ! と思いますか?』 (思う/思わない)

・「思う」の最大値は現役世代の男性(主に新成人)だが、それでも24%だった。

・「思わない」は投票者全体で79%となった。

・「改憲は国民の声だ・・」って言っている人は誰? と聞いてきた新成人女性も。

■『オリンピック後の日本経済はどうなる?』 (よくなる/悪くなる)

・投票者全体で「よくなる」は31%、「悪くなる」は60%となった。

・「よくなる」に貼った若者に聞くと、「よくなって欲しい・・・」と。 願望もあるようだ。

・「悪くなる」に貼った若者は「地球は温暖化なのに、経済氷河期が来ると思う」 と。

・年配者の方は男女とも、70~80%が「悪くなる」に投票した。

■『自分で国や社会を変えられると思いますか?』 (思う/思わない)

・「思う」と「思わない」がほぼ半数ずつと割れた。日本財団の「18歳の意識調査」国際比較では日本人は「思う」が18.3%だった由。

その調査より意識改革が進んでいるとしたら、嬉しいが。

・年金世代男性だけ「思う」が57%となったが、対話から、「変えねばならない・・・」という気持ちが込められているようだった。

■『次の選挙に、行く?』 (行く/行かない)

・投票者全体で81%が「行く」だった。

・現役世代の男性・女性が「行かない」が18~22%だったのは、18歳以下の非有権者の投票が混じっていた為と思われる。実際が、このような投票率であれば、政治も大きく変わるだろう。

 

 

***********主催者の感想****************

・シールを手渡しながら「つまらない質問かも知れませんが、お願いします」と言ったら、その若者は、ざっと眺めて、ウーン 「いい質問ですね・・・」と。

・シール投票に参加してくれた方々ゆえか、投票結果に希望を感じた。あとは、みんなで有言実行あるのみ・・・ではないでしょうか。

以上


*********** シール投票  その2 対話と感想 *******************

■『日本の男女格差 どう思いますか?』 (改めたい/仕方ない)

・投票参加者全員の75%が「改めたい」だった。

・年金世代の女性は100%が「改めたい」だった。

・「仕方ない」を選んだのは年金世代の男性で43%。

ジェンダー・ギャップの視点で日本は世界149か国中、110位という不名誉な位置にとどまっているのを知って、考えるきっかけになって欲しい。

 

■『気候変動の危機! あなたは何かやっている?』 (やっている/やっていない)

レジ袋を貰わない、ペットボトルを止めマイボトルにする、エアコンなど省エネ・・・・などいろいろ期待したが

・投票参加者全員の55%が「やっている」と。関心度は高いようだが、全国的に広まっているだろうか?グレタさんの活動なども、案外知らない方も少なくない。

■『オカシイ と思ったら、声を上げてますか?』 (はい/いいえ)

・「はい」と答えた人は全体でも61%だった。

・「いいえ」は、現役世代女性が47%とほぼ半数だった。 「小さな声で言ってるけど、やっぱり駄目かな・・・」と言った新成人の女性も。

今や、沈黙は金! でないと言った方もあった。

■『あなたの生活は政治の上に成り立っている?』 (そう思う/思わない)

・投票参加者全員の72%が「そう思う」と。 

・「そう思わない」 という人に、 どうして?と聞いたら、今の政治を考えると、「そう思う」 と答えられないと。「今の政治は、あなたの生活の為に成ってますか?」 と聞くべきだったかも。

■『ミネルヴァのフクロウを知ってますか?』 (はい/いいえ)

・予想はしていたが、「いいえ」が83%だった。日本の社会についての認識や危機感が話題になったのを知る人は少なかった。

正月のTV番組 「サンデーモーニング」 で、「今や日本は、いくつかの分野で黄昏が迫っている・・・」と。ローマ神話の女神ミネルヴァの従えるフクロウ(知恵の象徴)は黄昏の時には新たな知恵を求めて飛び立つと。果たして日本にフクロウは?

・しかし、新成人の男性は30%が知っていた。

  *** 「シール投票ありがとうございました」という ちょっとした解説チラシを手渡しています。

シール投票(1)国の政治関係

シール投票(2)一般テーマ

 

 

*********主催者の感想**********

・頭では、分かっていても、行動は、今一歩という印象だった。

・好感の持てる若者が多かった。政治のリード次第で変わり得るだろう。

以上

 

 


2019/10/14 【世田谷雑居まつり】 消費税についてシール投票

「そうは言っても、国の財政が赤字だからねー」という男性も

2019・10・14 羽根木公園 雑居祭り

『消費税』シール投票 

     

■対話と感想

親子、ご夫婦、お若い二人連れなどが多く、話し合いながら投票してくれた。

■個別設問について

Q『消費税は公平な税と思いますか?』 (思う/思わない)

・男女合計で、「思わない」が80%近かった。

・それでも、男性の現役世代は40%が「思う」だった。

・「公平体を眺めて、最後にこの設問に投票する人が少なく無い、どうしてかな?

Q『消費税は何に多く使われている?』 (社会保障/他の減税分の穴埋め)

・男女合計で、何と92%の人が、「他の減税分の穴埋めに」を選らんだ。

・「消費税法」で社会保障・・・に使うと使途が明記されていることのご存知の方もあった。

Q『消費税増税で喜ぶのは誰?』 (政府・財務省/輸出大企業)

・男女合計で、「政府・財務省」が63%だった。

 だって、上げたい、上げたいって言ってるじゃないと。

・「輸出大企業」を選んだのが比較的多かったのは年金世代の男性だった。

Q『国の赤字って、誰の責任?』 (国・政府/国民)

・男女合計で、「国・政府」が80%を超えた。

・「国民」を選んだのは現役世代の男性で、28%だった。

Q『消費税を減らしたい?』 (はい/いいえ)

・男女合計で、「はい」は75%だった。

・「いいえ」が一番多かったのは現役世代の男性で28%だった。

・そうは言っても、国の財政が赤字だからねーという男性も。

 赤字だと、「なぜ具合が悪いの?」と聞いたら、「だって赤字は良くないでしょ」と。

■主催者側の感想

・時折、小雨が降る中だったが、表題を見て、多くの人が参加してくれた。

・消費税の実際の使い途は、必ずしも社会保障関係ばかりでないことを多くの人がご存知のようだ。

・『・・・・喜ぶのは誰?』の設問は迷う人が多く、どうも選択肢が良くなかったよう

 しかし輸出企業が多額の還付金を受け取っている事実は知る人は少なかった。

 

 


2019/10/14 【世田谷雑居まつり】日韓テーマのシール投票

「ホワイト国」は知らなくても、日韓で大事なことは「理解し合うこと」と 95%の人が回答(投票総数91名)

2019・10・14 羽根木公園 雑居祭り

『日韓関係』 シール投票を行った。(市民活動に理解のある参加者も多いので、あまり一般化できないが参考に)

■対話と感想

 親子、ご夫婦、お若い男女など、連れだって話し合いながら投票した方々が多かった。

■個別設問について

Q『韓国は日本の植民地だった?』 (はい/いいえ)

・男女合計で81%の人が「はい」に投票した。

 年金世代の女性は94%も、しかし男性は78%だった。

・中学生の女生徒は、「学校の社会科で習った」と。

Q『ホワイト国とは?』 (知っている/知らない)

・男女合計で、約半数の方が「知っている」ようだ。

・現役世代の男性では半数が「知らない」と。

Q『GSOMIA(ジーソミア)とは?』 (知っている/知らない)

・男女合計で、「知らない」人が半数以上だった。

Q『テレビなど報道は偏ってますか?』 (偏っている/いない)

・男女合計で94%の人が「偏っている」と。

・年金世代の男性も女性も全員が「偏っている」に投票した。

・新聞もだ・・・と言った方も数名おられた。

Q『韓国との付き合いで、大事なことは?』 (理解し合う/自説を主張する)

・男女合計で、95%以上が「理解し合う」に投票した。

・「自説を主張する」は年金世代の男性が9名中、1名だった。

■主催者側の感想

・『韓国は日本の植民地だった?』の設問で、「はい」が81%だったが、先月の日曜日の下北沢駅前では「はい」は48%で、その時は男性の若者が多かった。

「はい」に投じた女子中学生は「社会科で習った」と。 当然とは言え歴史をきちんと教えている学校もあることを知った。

一方で、「日韓併合」という言葉は知っているが、その意味するところまでは知らないという学生も。

・ホワイト国、GSOMIAなどの言葉は、あまり理解されてないようだ。 新聞を読まないという若者も多いという表れだろうか。

・テレビなど報道が偏っている・・・と思う人が90%以上だった。

・報道では『嫌韓』が盛んに言われるが、街の方々は案外冷静に見ているようだ。

 


2019/9/15 年金についてシール投票。関心が持てない状況

2019・9・15 下北沢駅前シール投票 年金問題対話と感想

1.全体

・日曜日の午後で、人出は多く、参加率も悪くなかった。

・地元は少なく、遊びに来たらしい若い人が多かった。

 

2.個別質問について

「年金制度を理解してますか?

・全体では、『理解している』が50%を超えた。

・しかし、後の質問への回答結果から、正しい理解は出来てないようだ。

「100年安心とは?」

・政府がこう言いだしたのは数年前だが、意味を考えたことがないようだ。

「所得代替率とは?」

・新聞ではよく出て来るが、知っている人は10%に止まった。

「マクロ経済スライドとは?」

・これも、知っている人は15%であった。

・知っていると答えた方も、『何となく…』ですけど と。

「あなたの将来の年金額は?」

・『知っている』人は3割にも達してない。

・『知っている』人も、どうせ減るんでしょう・・・とあきらめ気味。

・ネットで調べれば分かるよね と言った若い女性も。 

主催者側の感想

 

・年金を受け取っている層は、「兎に角、貰えているから・・・」とそれ以上求めないと。

・保険料を払いたくても払えない。

 

・保険料を納めている現役世代は、「いくら貰えるか、先のことだから、あまり気にしない」と。

・ある現役世代の男性は、「この辺りでもブラックが多く、保険料払ったら、会社が潰れる」と。

 

 

大事な社会保障制度の一環である年金制度が、受給者も現役層も、関心が持てない状況にあることが伺えた。

これで良いとは思えない。

 

 【デモスタ@せたがや 代沢九条の会】

 




2019/9/15【若者のまち下北沢】 日韓問題シール投票63名。 植民地さえ知らないが、意外と健全。

2019・9・15 下北沢駅前 シール投票 日韓関係 対話と感想

1.全体

・日曜日の午後、人出は多く、参加者も多かった。

・隣での「年金問題」のシール投票より、5割近く参加者が多かった。

・現役世代の、それも若者が、また男性の参加が多かった。

・なお、たまたま年金世代の女性が1人だったので、0%または100%表示となっていることを考慮して結果をご覧ください。

 

2.個別質問について

「韓国は日本の植民地だった?」

・『いいえ』がほぼ半数にもなった。

・中でも現役世代の男性は『いいえ』が60%

 現役世代の女性は『いいえ』が32%と男女差があった。

「ホワイト国とは?」

・『知っている』は55%、『知らない』は45%だった。

「GSOMIA(ジーソミア)とは?」

・『知っている』は46%、 『知らない』は54%になった。

「テレビなど報道は偏ってますか?」

・何と、92%が『偏っている』に投票した。

・新聞もだよ・・・と言った人もあった。

「韓国との付き合いで大事なことは?」

・『理解し合う』が80%に近かった。

 

3.主催者の感想

・韓国が1910年の日韓併合以来、1945年の敗戦まで約35年も植民地同様だったことを知らない人が半数近くになるようだ。

 ・ホワイト国やGSOMIAを知らなくても、テレビをはじめとするメディアが偏っていると認識しているひとが圧倒的に多い

 ・韓国との付き合い方も、『自説を主張する』より、互いに『理解し合う』ことが大事だと80%人が思っているのは心強い。

  【デモスタ@せたがや 代沢九条の会】

 


2019/1/23 「消費税上げないと、僕らの年金ないでしょ」と学生さんがシール投票 国士館大学前

2019・1・23 国士舘大学前 シール投票の対話と感想です。

なお、国士館大学は昔のイメージとは様変わりしており、今は女子学生もいる普通の大学です。
.全体
 好天で期待したが、期末試験中とかで、学生はチラホラ。それでも声かけると、気持ちよく参加してくれる学生が多かった。シール投票参加者は1時間で25名。学生さん以外に年金世代男性1名、女性4名参加してくれた。


2.個別設問について (主に学生さんの反応)
『日本の将来に不安を感じる?』
・全体で75%以上の人が不安を感じている。
・若者も年金など将来の生活に不安を持っているようだ。


『消費税10%の引上げには?』
・全体で60%が賛成に貼った。
・少子高齢化だから消費税上げないと、僕らの年金ないでしょと。
  他の税でなく、なぜ消費税引き上げに賛成ですか? と聞いたら
だって、消費税は皆から公平に集めるから・・・と。
・医療や介護に回すって、政府は言っている・・・と。
『防衛費5.3兆円 どうしたい?』
・男子学生は、防衛は大事だから仕方ないと。
・ある女子学生は、本当は減らした方が良いと思うが、 今の周辺諸国を考えると、増やさざるを得ない・・・・と。
『沖縄辺野古の海 埋立に?』
・学生の30%が賛成に貼った。
 防衛の一環と考えていると言った学生もあった。(他所では20%を超える賛成は無かったと記憶する)
『次の国政選挙の投票先は?』
学生は70%が政権与党を選択した
  将来に不安あるのに、現在の政治で良いのかな、「このままアベちゃんでいいのかな?」と聞いたら、「野党」に貼った学生も。
主催側の感想:
・将来の不安の第一は「生活」であって、社会情勢まで気が回らない?
・消費税そのものの理解が足りないようだ。
・消費税も、防衛費も、沖縄辺野古も政府の広報が効果を上げていて、それを鵜呑みにしている学生さんが多いように感じた。
・投票先は、アベちゃんはチョット・・・だけど 与党を選ぶという感じかな。

  シール投票の詳細データはこちら

 


2018/12/24 シール投票に現役男性の半数が「消費税10%」「防衛費増」「辺野古埋め立て」賛成という結果をどう受け止める

2018年のシール投票は、1月の新成人の日から今回の三軒茶屋までで22回実施したことになりました。今年だけの投票参加者は1125人でした。 クリスマスイヴの世田谷区三軒茶屋でシール投票を行いましたのでご報告します。2時間かけましたが投票者は少なかったですが、それなりに興味深い結果です。

 

 1.感想と投票者との対話から(全体)
寒風が吹きすさぶ中の呼びかけだったせいか、2時間で45名と投票者が少なかった。いつもは女性の比率が多いのが、今回は男女・年代別の参加者がほぼ均等だった。

2.個別設問について
(1)『アベノミクスで生活は楽になった?』
・投票者の全員の91%が「いいえ」だった。
・それでも、男性ミドルは17%が「はい」で「はい」の中では断トツだった。
・ある男性は「アベノミクスって、何なのか分かっている人がどれだけいるのかな?」 と。
(2)『消費税10%への引上げは?』
・投票者全員の68%が「反対」だった。  最近2か月の他所では、ほぼ80%が「反対」だった。
・しかし男性ミドルでは42%が「賛成」だった。増税賛成なのですか?と聞いたら、「だって政府は借金までしているじゃないか?」と返された。
(3)『防衛費5.3兆円 どうしたい?』
・投票者全員の78%が「減らしたい」と。しかし、男性ミドルは54%が「増やしたい」と。どうして?と聞くと「中国、韓国は油断が出来ないから、自分の国は自分で守らないと」と。
(4)『沖縄・辺野古の海の 埋立は?』
・投票者全員の70%が止めるべきと。  最近2か月の他所では、「止めるべき」が85%以上だが。
・しかし男性ミドルは50%が「やるべき」としており、ここでも男性ミドルの意見が影響している。
(5)『次の選挙に行きますか?』・投票者の93%が「行く」と。
今回は、男性ミドルが他の男性シニア、女性シニア、女性ミドルとシール投票傾向が際立って違うように感じた。
【資料作成元】: お散歩デモ・学校スタンディング@せたがや & 代沢九条の会事務局 連絡先:daizawa9j@gmail.com

 



2018/12/12  東工大前シール投票65名。7割の人は原発事故が起こると回答。8割の人は技術立国日本の将来は心配と回答。



2018/11/21  成蹊大学前でシール投票。「卒業生の首相は誇らしいですか?」の問いに、「はい」は男子85%、女子50%

【2018・11・21 成蹊大学前 シール投票の対話からコメント】

今までの他の大学に比べ、投票参加率がかなり高かった。そのうち高校生も10数人混じっていた。
全体として、こだわりの無い率直な意思表明だったように感じた。


1.安田純平さんをジャーナリストとして評価しますか?
 「評価する」が37%、「評価しない」が42%と、やや思いがけない結果だった。
 安田純平さんを知らない・・・この人、誰? という学生が「はい」でも「いいえ」でもないところに貼ったようだ(そういうのが13票)
 テレビ見ない、新聞を読まないのかも知れない。 SNSの時代でもあり、要はこのことに関心が薄いということかも知れない。

 

2.卒業生の首相は誇らしいですか?
 全体では「はい」が72%、「いいえ」が20%だった。男子学生は85%が「はい」だったが、女子学生は「はい」、「いいえ」がほぼ50/50と男子とは違った傾向となった。 男子学生の「はい」の投票数が他の設問より10票近く多かったのは、他の設問に貼らずに、ここに複数貼った学生があったようだ。「どうして?」と聞いたら、「大学の名前を上げてくれたから・・・」と言うことで「誇らしい」を選んだ学生もあった。 もう少し首相の批判票があるかと思っていたが、予想が外れた。

 

3.日本の将来は明るいと思いますか?
  「明るい」、「明るくない」がほぼ同率であったが、「AIの進歩で、これから職場を奪われるのでないか心配だ」と。お先は真っ暗だ・・・と言った男子学生も。自分たちが明るくしなければ・・・と言った学生も。

 

4.沖縄・辺野古に新基地を造るべきですか?
 全体では「止めるべき」が57%だったが、男子学生は「造るべき」、「止めるべき」が同率だった。
 難しい問題だと言いながら、「造るべき」と「止めるべき」の間に貼った男子学生は25%にもなった。
 
5.次の選挙に行きますか?
 全体では76%が「行く」だったが、23%もの学生が「行かない」に投じた。

 


2018/9/22 【目黒】シール投票で対話。「消費税10%への引き上げ賛成、防衛費増やむなし」が意外と多かった

 

中目黒駅前での2回目のシール投票を行いました。

2018年9月22日(土)13時00分~14時00分実施

主催:改憲NO!手をつなぎ・未来につなぐ・めぐろの会

 

投票参加者:

シニア女性=15人・ミドル女性=17人

:シニア男性=10人・ミドル男性=4人

投票参加者合計=45人

 

投票結果を下の表に示します。 

 

質問

回答

  女

 男

小計

総合計

 

 

シニア

ミドル

シニア

ミドル

 

 

 消費税10%

 必要だ。

   3

25

 

 への引き上げ

 必要ではない

 7

 

2

 

 は?

 どちらとも言えない

 

 

 

 

 

45

防衛費が5兆

 必要だ。

 

  2

10

 

円を超えました。

 必要ではない。

13

12

34

 

この増額は?

 どちらとも言えない

 

 

 

 

0

44

 貴方のお財布

 余裕がない。

5

19

 

 に余裕はあり

 余裕がある。

 

13

 

 ますか。

 どちらとも言えない

6

2

   1

12

44

 安倍総理は

 そうだと思う

2

    2

 

 よくやってい

 思わない。

14

31

 

 る?

 どちらとも言えない

 

45

 憲法改正には国

 知っている。

12

16

  9

41

 

 民投票が必要だ

 知らなかった

 

45

 と知ってますか

 

 

 

 

 

◎ 投票に参加された人たちといろいろな会話がかわされました。

30代女性=安倍さんではなく石破さんになればよかった。(自民党総裁選挙)

20代女性=北朝鮮から守るにも防衛費は必要。

60代男性=今の安倍内閣では改憲はダメ。首相も国民投票にすればいいのに。

30代女性=改憲は慎重に。今の平和憲法は大事。

17才男性=安倍さん今やらないとできないから改憲賛成。憲法に明記しないと先になって不具合が起きるかもしれないし。(自衛隊明記)

70代男性=あんな悪い総理今までにないよ。

50代女性=アメリカに頼らないためにも防衛費の増額は必要。安倍はヤダけど石破もね…小泉進次郎も右寄りでしょう。年寄りおさえられないしね。(自民党総裁選)

60代女性=消費税10%は仕方ないけど…防衛費には使うな。

70代女性=憲法改正よく分からない。国民投票知らなかった。不勉強でゴメンナサイ。

 

◎  実施者Aからのコメント

 中目黒駅、人通りの多い正面東口ではなく西口の方がビラなどの受け取りもいいからと裏側西口を選んだのは成功でした。45人の人たちが投票に参加してくれました。1時間と短い時間でしたが、これ以上するには1組5人として、もう何人か交代要員が必要です。

 

 意外な投票結果としては、消費税10%はやむなしという意見が多かったことです。但し防衛費に使われるのは反対、財政赤字や年金、福祉が心配だからという声も多く課題を残す結果になりました。国民投票は認知度が高く、この質問はもう一工夫が必要だったかなと思っています。

 

◎ 今回のシール投票をされた方には、第1回自由ヶ丘駅前のシール投票の内容と結果をお知らせし、次のようなコメントを添えたビラを渡しました。

『私たち「改憲NO!手をつなぎ未来につなぐめぐろの会」はその名の示すように憲法9条の改憲には反対しています。しかし、ただ主張するだけではなく、街中にお買い物や散策に出てこられた人たちの意見も伺い、会話を通じて改めて私たちの立場が理解される道を探りたいとシール投票を始めました。第1回シール投票は短い時間でしたが、その意味でも予想以上の成果のあったものと考えています。

第2回も皆さんのご意見を頂き、その結果を参考にして、私たちの運動が理解されるように努めていきたいと考えています。ご協力ありがとうございました。』

 

実施者Bからのコメント

○ 投票参加者は、経済的に余裕のある方が多かったようです。

 その理由は、・中目黒の住民がそうだから?・投票に応じてくれる方は時間的に余裕がある人が多いから?あくせくしない?

○ 上記のことと関係するのか、消費税引き上げ賛成が意外と多い。防衛費引き上げ必要も意外と多い。

○ 若い男性は、「右翼的」がここでも。戦争の実相を知らされていないのだろうか? 国連でも被爆者の話を聞いて悲惨さを知ったとの報道がある。

○ 北と南の会談、米韓会談、などは信用していないのか知らないのか軍事による解決の方がいいのか?

 

◎ 地域による差があるのではないだろうか、と感じた。同様の内容で他の駅前でもやってみたい。

◎ Aさんのコメントにあるように、改憲反対の運動の理解を皆さんに深める、知って頂く行動として必要ではないか。

◎ 皆さんに改憲反対を広く考えて頂くためにますますこれ(シール投票)は有効な手段の大きな1つではだろうかと思う。

 


自然と人が集まり対話できるシール投票の作り方(わたかつ)

シール投票は、しっかり準備すれば自然に人が集まり対話ができます。 詳しくは、数えきれないほどの回数を重ねている「わたかつ」(私達の街頭活動チーム)のサイトをご覧ください。 https://twitter.com/watakatsu_team